具体化の賜物

抽象的思考ばかり。

自己嫌悪が強い人への接し方【リクエスト】

 

「三カ条、よーいどん!」

 

リクエストありがとうございます

 まずは記事化のリクエストありがとうございます。以下、リクエストです。どーん。

こんにちは。ブログ記事のリクエストです。
「無趣味人間への接し方」について知りたいです。
もっと踏み込んだ内容でも大丈夫であれば、「自己嫌悪が強い人への接し方」も書いていただけると幸いです。

近くに恐らく無趣味であろう人がいます。
本人は仲良くしようと(?)私に話しかけてくれるのですが、会話が上手く行きません。
相手から近況について聞かれたり質問を受けたりした時に私はきちんと返すのですが、私からの雑談程度の質問になると、ほとんど「紹介できるほどのものじゃない」みたいな、あやふや回答が返ってきます。

周りからは「明るくてノリが良くて仕事が出来る」という評価を受けている様ですが、私から見ると「家にいる時静かそう」「不安感強そう」「深い関わり持つの苦手そう」みたいな印象を受けます。周囲の発言と比べると、そもそも私といるとき暗い説もあります。一度だけ「自分の事が嫌い」と自己嫌悪を打ち明けられているのですが、如何せん私自身が自己肯定感爆高ハッピー人間なので心境が分からず、適度に本人の長所を褒めるなどで対応しています。この内外のズレを感じる部分が地雷に繋がっていそうだと思い、下手に踏み込むこともできません。

どういう心理なのかわからず接し方に困っているため、何か思い当たる節などあればブログ執筆してもらえるととても助かります。

長文失礼致しました。

 関連記事はこちらになります。

meisbakablog.net

 

無趣味人間への接し方

 無趣味人間というのは基本的に相手の趣味の話で会話を成り立たせようとする傾向があります。自分に趣味がないためです。自分に趣味がない即ち話題がないので、相手に話題を振る、よって相手が話さないといけないという構図がここで完成します。

 無趣味人間への接し方は簡単です。無趣味人間に「趣味がない」と言わせればいいのです。無趣味人間は自分に趣味がないことを暴露するのを恐れています。暴露してしまえばその場の空気が冷めることを理解しているからです。なので、その恐れをいったん取り除いてあげる必要があります。「趣味がない」と言わせて、周りがそれに共感するという状況を作ってあげることが大事です。

 注意点として、とにかく冷めてはいけません。冷めてしまえば「自己開示しないスイッチ」がオンになり、そこからはテキトーな話しかしてくれません。

 趣味がないと言わせたら次は、昔はなにが好きだったの?など、昔にフォーカスした質問をすることです。趣味がない人間でも幼少期までさかのぼれば趣味の1つや2つあります。その話題で乗り切ることができます。

 それでもダメなら近況を聞きましょう。「最近何してるの?」というような抽象度の高い質問は厳禁です。いけません。「大学の単位どれくらい(How many)取れてる?」とか、「昨日(When)どこ行った?(Where)」など、5W1Hを駆使して具体的な質問をしてあげましょう。無趣味人間でも質問としてそこまで指定されると答えてしまいます。

 それでもダメなら、無趣味なことを逆に利用してあげましょう。無趣味だからこそ何かしらの趣味にハマる余地があります。つまり、自分の趣味を相手に布教して感想を聞くという手法です。これは相当仲が良くないと成立しない可能性があるので、どうしても話をしたいときの最終手段程度に思っておきましょう。

 

自己嫌悪が強い人への接し方

 最後に、自己嫌悪が強い人への接し方です。上記の内容を通してもなかなか話がうまく行かない場合は話の聞き方や話し方に問題があるのかもしれません。そこで「これができたら強い!3カ条」をご用意しました。それでは3か条、よーいどん!

  1. 受容
  2. ぶっちゃけトーク
  3. だからといって褒めすぎない

以上の3つになります。基本的に自己嫌悪が強い人に信頼してもらうにはこの3つが大事になります。

 

受容

 なんでもかんでも理解する必要はありません。人間同士理解できる方が珍しいです。実は、理解しようとせずに、批判せずにただ「そうなんだね」と受容するだけでいいんです。これができる人は強いです。なかなかいません。

 「理解はできないけれど、そんなあなたは別に悪くないから受容するよ。」という態度でいること。そうすれば困るような自虐ネタを言われても「そうなんだー。」と返事ができ、言葉につまることがなくなります。もしこれが冷たい態度だと感じるのであれば、プラスして「そうなんだ!でも私は~だと思うな!」と自分の意見を付け加えても構いません。

 

ぶっちゃけトーク

 相手がどうしても本音を言わないときはこの技術を使いましょう。

  • 「ぶっちゃけ私は〇〇だと思うんだけど、あなたはどう思う?」(基本形)
  • 「○○って言う人が多いんだけど、私はそうじゃないと思うんだよね。あなたはどう思う?」
  • 「これ大事な相談なんだけど、実は〇〇でさ。あなたはそういう経験ない?」

 この言い回しは相手と本音を言い合う時に非常に便利な言葉です。人は相手に自己開示をされると相手を信用してしまいます。しかし使いすぎると「探ってる?」と思われることがあるので、使用量には注意しましょう。

 

だからと言って褒めすぎない

 質問者様は「適度に本人の長所を褒める」といった行動を採られているようです。しかしながら褒めるという行為はあまりオススメしません。自己嫌悪の強い相手に対しては特にです。まだあまり仲が定着していないうちに褒めるという行為を行うと、「この人は私の表面しか知らないのに何を言っているのか?」「この人は適当に事を言う人だ。」「とりあえず言ってるだけだな。」などの感想を持たれてしまいます。

 褒め言葉は「仲良くなった」あとに「自発的に」言うことで効果があります。仲良くなった後であればお互いの素性もある程度理解できているでしょうし、なにより自発的に言うことに意味があります。自発的に言うとは、自分の好きなタイミングで言うということです。「会話の流れで相手が自虐したからとりあえず褒める。」とか、「相手が落ち込んでるからとりあえず褒める。」ではなくて、自分の好きなタイミングで急に褒める。

  • 「そういえばさ、今日ネイル変えた?かわいすぎん?」
  • 「そういえばあなたは〇〇っていう長所を持ったいい子だったね。」
  • 「普段から優しいあなたなら、この約束を守ってくれるよね?」

 

 以上が自己嫌悪が強い人への接し方3か条でした!みんなもトライトライトライ!

 

おわり