やはり依存こそ正義では?
マッチングアプリの進捗
こんにちは。今回はうつ病がウソみたいに楽になった話をしようと思います。あくまでもサンプル数1ですが、ほとんどのうつ病に適用できると思います。楽になった方法は、恋人を作ることです。
「は?だまれカス。」と思った方、正解です。私も同じことを言われたら「できたら苦労しねえんだよ。」と憤るでしょう。しかし我々はそれでも理解者を作るしかないのです。
理解者は恋人でなければなりません。なぜなら、友人関係では責任を取れる範囲に限界があるためです。友人ではいわゆる"ゲートキーパー"にはなれません。これは私が半年以上もの間悩みに悩みぬいて得た結論です。友人は所詮友人です。もしあなたが自殺寸前までたどり着いても、友人が助けられる範囲には限界があります。限界なんてないと思って依存すれば、関係がぶち壊れます。これが友人の性質です。
その点、恋人はどうでしょうか?恋人には依存することができます。仮に自殺寸前のときでさえも、依存していれば恋人が勝手に死なない理由となってくれます。「この人だけは一人にさせられない」という唯一性が恋人にはあるということです。これがゲートキーパーの役割のうちのひとつです。
ではどうやって作ればいいのでしょうか?身近に好きな人がいれば積極的にアタックしてみてください。(もちろん気持ち悪がられないように注意してください。我々は距離感を測るのが苦手なので。)身近な好きな人達、その全員からフラれたらマッチングアプリを始めましょう。おススメは「With」と「ペアーズ」です。
こうして私はマッチングアプリの大海へと飛び込みました。もう数か月前からになります。4回ほどのチャンスが私にはありました。4回中2回は失敗しました。もう1回はうまく行きそうだったけれど失敗しました。ラスト一回(現在)はうまく行きそう、というかうまく行くことを願っています。僕はもうこのままこの人と結婚までしたいなと考えています。それくらいいい子で、面白くて、見た目もとても大好きな素敵な子なんです。うつ病を公表しても彼女はいつも通り接してくれます。そんな子と仲良くさせていただけているので、このままお付き合いしたいなと思って現在奮闘しております。
そんな今日ふと思いました。「あれ?精神安定してないか?」バイト中やけにやる気が出る感覚、これは元カノと付き合っていた時代と同じ感覚でした。やはり、恋人のような存在がいる、すなわちゲートキーパーがいることは精神安定の最低条件なのでしょう。今日はウソみたいに精神が楽な1日でした。(今ちょっとだけ寂しいけど今までより全然マシ。)やはり、依存は正義だと思います。
うつ病者にとって大事なこと
うつ病を患う方がマッチングアプリを行う上で、重要な点がいくつかあります。
まずは、真面目な人を選びましょう。アプリ上では明らかに遊びの人がいます。そういう輩はいったん無視してください。イチミリもあなたの利益にはなりません。大体プロフィールを読めば真面目さがわかります。ちゃんとプロフィールを書いている人は真面目率高いです。ほぼ書いてないか、テンプレートのままの人は遊びです。「この人は真面目な人だ!見た目も好きだ!」と思ったらとにかくいいねしましょう。大体いいねをしたらその総数の1~2%しかいいねは返ってこないと思いましょう。ちなみに、女性側からいいねがくることなんて業者以外ありえません。無視しましょう。
次に、依存を段階的にしていきましょう。最初から依存しているようなことを言ってしまえば相手に引かれてしまいます。なかなかうまく行かないでしょう。ゆえに、最初は通話などで友達のように中を深めましょう。その関係性のまま、会うたびに趣味の話などを通して人生についての深い話をしてみましょう。そこで心が許せるなと思う人にはうつ病であることをカミングアウトしましょう。受け入れてくれたらハッピー。あとはがんばって関係性を恋人へ持っていくだけです。
次に大事なことは、プロフィールにうつ病のことを書かないことです。我々はとにかく多くの人間とマッチしなければなりません。1~2%しかいいねが返ってこないのですから。しかし、うつ病のことを書いてしまうとそれだけでいいねの返し率が0~0.5%まで落ち込みます。ゆえに、正直に書いてしまうとマッチ数が大幅に減ってしまうのです。ぜっっっったいに書かないようにしてくださいね。世の中には本当に優しい人間なんていませんから。
今夜少しでも眠れるのは、あなたのおかげ。
というわけで、恋人という存在の重要性とマッチングアプリで僕が普段やっていた作業についてまとめました。現在は精神がとても安定しています。うつ病の人間には必ずゲートキーパーが必要なんです。そのゲートキーパーとして恋人を作るべきなのです。私は今、アプリの子が悲しむから死ぬことができません。それが今回主張したかったことでした。皆様にも、少しでも眠りを深くしてくれる存在が見つかることを祈って結びの言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
お わ り